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誰にも判断されたくないなぁと思った。

それなのに絵を描いて人に見せているので矛盾した事をしていると思う。

 

いつだって私を少しふわりとしてくれるのは名前も知らない人ばかりだ。

名前も連絡先も普段してる事も知らない。

今後いつ会えるかわからない。

もしかしたら一生会えないかもしれない。

というか二度と出会わない方がいいかもしれない。

そういう出会いの事実を、人に見せることなくこっそり抱きしめていつかしにたい。

 

 

3月です。

 

 

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文鳥を飼おうと思い、ペットショップへ行きました。人付き合いベタなので、まず(まず?)文鳥と付き合おうと思いました。飼い方を私なりに勉強して、とりあえず予備知識は大丈夫だろうと思いウキウキと向かいました。

実際文鳥を目の前にすると、心が挫けてしまいお迎えする事が出来ませんでした。震える命を目の当たりにして、私がきちんと育ててあげられる気がせずしょんぼり帰りました。

 

帰りの電車で横のお爺さん3人が、ここまでの人生友達でいれてよかったねと楽しそうに話していました。

 

2月

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今日は私のことを全部知っている人なんて誰一人いないんだと当たり前の事にとてつもなく安心した。

 

もちろん私自身に興味を持ってくれている人が多いとかそういう訳ではないけれど。(というかいないかもしれないけど)

 

作品は作者そのものであるみたいな事は色んな所で言われていますが、個人的にはそうとも言えるけれど全てとは言いきれないという感じです。

それでも作品の発表を繰り返している人間が自分を知られたくないというのはおかしいのかもしれない。あと、私と親しい人がこの記事を読んだら、自分を知られないないとか、嘘でしょうと言いそう。

寂しい事だ。

おわり。

 

2017年の終わりに。

 

個展、無事終了しました。

来てくださった方、作品や本を手に取ってくださった方、気にかけてくださった方、そしてondoのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

感謝ばかりの10日間でした。

 

展示風景など。

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オープニングイベント、まさかこんなに沢山の方に来ていただけるとは思ってなかったので、本当に嬉しかったです。

アトリエ三月の原さんにも来ていただき、楽しいイベントになったと思います。

本当にお世話になりました。

 

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今展示と来年の個展について前回の記事に少しまとめたので、良ければご覧ください。

ririririkokoko.hatenablog.com

 

 

たまにブログを読んでるよと声をかけて下さる方がいてとても嬉しいです。

更新頻度はあまり高くありませんが、ツイッターに更新通知を流していないのは読みたいと思ってくれてる方に読んでいただければそれでいいかなと思っているからです。

なので読んでくださっている方に、本当に感謝しております。

また個展があります。

自分には絵しかないと言うと自分の絵の未熟な部分を思い出し私が言えた言葉じゃないような気がするのですが、でもやっぱり絵しかないと思うのです。これがなくなったら、本当になにもなくなってしまう。

それを表現したいわけじゃないけれど。描くべき事はきちんと自分の中に在るけれど。

 

来年もよろしくお願いします。良いお年を。

 

 

 

 

今年の個展、来年の個展

(ほぼ自分用のまとめ)

 

個展「生まれゆく欠片たち」

今展示は2016年に制作した献花という「疲労」をテーマにした120号の作品をカッターでバラバラに解体し、一つ一つ独立した新しい意味持つ作品を展示するというコンセプトだった。

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(120号 「献花」)

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(解体した作品達)

どこかに偏りや不公平があると、それを解決する為にルールやシステムが作られる。けれどルールやシステムは完全ではないので、また新たな歪が生まれてしまう。それを繰り返す事によってだんだん重くなった歯車をみんなで一生懸命に回している。本当は止まってしまいたいけれど、本当に止めると大変な事が起きてしまう。これが「献花」のコンセプトとして私が書いていた「疲労」のイメージである。
こういった事は今に始まった事ではないが、献花を制作していた時期は個人的に社会にも私周囲の環境にもより強くそういう感覚があった。そしてそれを形にしようと考え「献花」を制作した。
ただ私はどんなテーマであれ自分が作品を展示する以上その先に繋がる道のようなものがある作品にしたいと思っていて、完成した作品はその点において消化不良なものになった。
この作品を今後展示するのであれば加筆などをする必要がある…とずっと考えていた所、今展示の開催が決まり作品を解体する事にした。


一つ一つ個人の手の内に収まるものに、それぞれに意味を与える事で大きな疲れのようなものと少しずつ向き合い再生していくようなイメージだった。
絵を裁断する時点では描く内容は全く考えておらず、自分の意図しない下地がある状態からのスタート。色の滲み、枯れた百合の交わり、それをだだひたすら眺め続け生まれてくるものをただただ描き取っていった。時には鞄にパネルを入れて持ち歩き、電車の中で考えたりもした。
こうした元々あったものに何か手を加え新しい作品にするという試みは、ここ一年で私が継続して行ってきた事だ。
日本には割れた器を金継ぎし使い続けるという技術がある。これは継いだ金の模様の美しさだけでなく、そうまでして使い続けたいという思いや、そうまでして大切にし続けられた事自体に美を見出し愛でる文化だと思う。
元々あったものに手を加え新しい形にするという行為を自覚的に続けているのも、こういった価値観にどこかで繋がっていたいという思いがあるからだ。

 


(ちなみにこの個展について複素数太郎さんが文章を書いてくださったので、よければ読んでみて欲しい。)

sutaro.hatenablog.jp

 

(そして、ここから来年の個展に繋がる話)

 

 

個展中、自分の作品に囲まれ続け結構精神的に疲れを感じていた。展示するに足ると思った作品以外は展示していないので展示としてのクオリティがとかそういう話ではない。(自分の中に新しい課題はあれど)おそらくずっと頭が働き続けていたからではないかという気がする。
なんとなく、自分の中にシンプルな言葉が見つかった。美を作りたい。と私は思っている。美しい絵画でも彫刻でも文章でもなく。
美という概念は長い歴史の中で様々な人が様々な角度から検証し続けているものだ。恥ずかしながら勉強不足なので大学の授業で上澄みをさらった程度で、賢い人たちが言うところの美は私にはわからない。でも、本当の美を考えたいし、あると信じたいと思う。多分この世界に思っているほど美しいものはない。世界は美しい形をして私たちを待っていない。ただ、幼稚かもしれないけれど割れた器を金で継いでまで使い続けたいと願った事が確かにあるように、至高の一瞬はあるんじゃないか。割れた器を継いだ事実を愛でる心は、今ある漠然とした大きな疲れを癒すものになり得るのではないか。生きる上で何か問題があったとしても、綺麗に解消してしまえる事は少ない。この世界に魔法はないから、全てを平らにする事は出来ない。裏と表が、白と黒が、悲しみと喜びがどちらも存在する事と向き合う事、矛盾した2つの妥協ではない折り合いを堅実につけること。美しいものがない世界に、至高の一瞬が存在する事。駄目になってしまったものを愛し続ける事になにかを見出す人がいる事。こんな事を言ってはいても、まだまだそんな事ができるほど私は大人ではないけれど。一瞬現れたその何かを、美であると信じる事・・・なのだろうか。でもそれが私が作った欠片だったんじゃないかと思う。無暗な優しさや明るさではなく、堅実に進むことが出来る方法を探したいと思う。

 

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個展中です。

沢山の方にお越しいただき、感謝でいっぱいです。本当に、本当に、………ありがとうございます。会いたい人が沢山来てくれたり、新しい出会いがあったり。

 

ただ自分の中には、新しく見えた事、見たくなかった事、考えなければならない事、そんな事でいっぱいいっぱいで、なかなかツイッターを更新できません。

個展ってこういう事なのですね。

目先にとらわれず先を見据えなければこの先には行けないと、痛いくらい感じます。

 

実務的な事にとらわれず、もっと先を。

身近な場所で人やお金が動く中にいても、数百年先の美しさを。

時代や環境にとらわれず、もっと大きなものを。

 

それを忘れず生きるしか私にはないです。

告知

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個展します。

「生まれゆく欠片たち」

大阪 土佐堀 ondo

12月14日~15日(月、火休み)

12時~19時

最終日のみ月曜日ですがオープン。17時まで。

 

・今の所確定している在廊予定は初日、イベント日、その他土日、最終日、の予定です。

・16日の17時からはトークイベントがあります。

作品についてondoの池田さんとアトリエ三月の原さんとお話する予定です。本当にお世話になっているお2人なのでめちゃくちゃ緊張しています。その後原さんがご飯を用意してくださるそうです。参加費は500円。良ければ是非お越しください。